\ ブラックフライデー先行セール開催中! /

紫陽花のおまじない捨て方は?飾る期間の目安と処分のタイミングも解説!

梅雨の時期に行う紫陽花のおまじないは、古くから魔除けや金運アップの効果があると信じられています。6月の6がつく日に紫陽花を逆さに吊るし、1年間飾ることで願い事が叶うとされてきました。しかし、おまじないが終わったら、どのように処分すればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

紫陽花のおまじないは、ただ花を吊るすだけでなく、感謝の気持ちを込めて処分することまでが一連の流れとなります。適切な捨て方を知らないと、せっかくのおまじないの効果が台無しになってしまう可能性もあります。また、来年に向けて正しい作り方を理解しておくことで、より効果的なおまじないを実践できるでしょう。

この記事では、紫陽花のおまじないが終わった後の正しい捨て方から、来年に向けた作り方まで、詳しく解説していきます。紫陽花のおまじないの捨て方に悩んでいる方や、来年こそ正しい方法で実践したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のポイント
  • 紫陽花のおまじないが終わった後の感謝を込めた正しい捨て方がわかる
  • おまじないを飾る期間の目安と処分のタイミングが理解できる
  • 来年に向けた紫陽花のおまじないの作り方と手順がわかる
  • 飾る場所別の効果や水引の色の意味を知ることができる
目次

紫陽花のおまじないが終わったら?正しい捨て方を解説

紫陽花のおまじないが終わったら?正しい捨て方を解説
処分方法手順おすすめ度
燃えるゴミ感謝を込めて白い紙で包み処分★★★
土に埋める庭や株元に埋めて自然に返す★★★
塩で清める塩を振り半紙に包んでから処分★★☆

紫陽花のおまじないとは?特徴と基本情報

紫陽花のおまじないは、古くから日本で親しまれてきた風習の一つです。6月の梅雨の時期に咲く紫陽花を逆さに吊るすことで、さまざまな願い事を叶えるとされています。特に6月の6がつく日(6日・16日・26日)に行うと効果的とされ、魔除けや厄除け、金運アップ、婦人病予防などの効果が期待できると伝えられてきました。

この風習は江戸時代から続くものとされており、紫陽花には古来より魔除けの力があると信じられていました。梅雨という湿気の多い時期に咲く紫陽花は、水のエネルギーを持つ花として重宝され、病気を防ぐ守り花として各家庭で飾られていたといわれています。また、紫陽花を逆さに吊るすことで、悪い気を払い落とし、良い運気を引き寄せる効果があるとも考えられてきました。

項目内容
由来江戸時代から続く日本の風習
実施時期6月の6がつく日(6日・16日・26日)
主な効果魔除け・厄除け・金運アップ・婦人病予防
飾り方紫陽花を逆さに吊るす
飾る期間1年間(翌年の6月まで)
紫陽花の花言葉辛抱強さ・家族・和気藹々

おまじないはいつまで飾る?期間の目安

紫陽花のおまじないを飾る期間については、一般的に1年間が目安とされています。6月6日に吊るした場合は、翌年の6月6日まで飾り続けることで、1年間の運気を守り続けるという考え方が基本です。

1年間飾る理由

紫陽花のおまじないを1年間飾る理由は、四季を通じて家や家族を守り続けるという意味合いがあります。春夏秋冬それぞれの季節に応じた邪気を払い、継続的に良い運気を引き寄せるために、丸1年飾り続けることが推奨されてきました。特に梅雨明け後も飾り続けることで、夏の暑さや冬の寒さといった厳しい環境下でも、家族の健康を守る守り花としての役割を果たすとされています。

早めに処分する場合

ただし、地域や家庭によっては、7月いっぱいまでに処分するという考え方もあります。梅雨が明けると紫陽花の花も完全にドライフラワーになり、その時点で役目を終えたと考える方もいるためです。また、あまりにも枯れて見た目が悪くなった場合や、花が崩れて落ちてしまった場合は、無理に1年間飾り続けず、感謝の気持ちを込めて早めに処分することも問題ありません。

大切なのは、おまじないを行ったことへの感謝の気持ちと、適切なタイミングで処分することです。無理に長く飾り続けて逆に悪い気を溜め込んでしまうよりも、綺麗な状態を保てる期間内で処分する方が良いとされています。

感謝を込めた捨て方3つの方法

紫陽花のおまじないが終わったら、ただゴミとして捨てるのではなく、感謝の気持ちを込めて丁寧に処分することが大切です。ここでは、代表的な3つの処分方法をご紹介します。

方法①燃えるゴミとして処分する

最も一般的な処分方法が、燃えるゴミとして出す方法です。ただし、無造作に捨てるのではなく、必ず感謝の気持ちを込めて処分することが重要です。

処分する際は、まず紫陽花に向かって「1年間ありがとうございました」「守ってくれてありがとうございました」と心の中で唱えましょう。その後、白い半紙や和紙で包んでから、燃えるゴミの袋に入れます。白い紙で包むことで、より丁寧な処分となり、感謝の気持ちが伝わるとされています。

また、処分前に紫陽花を細かく切り分けることで、ゴミの量を減らすと同時に、自然に還りやすくする配慮もできます。水引や半紙も一緒に包んで処分して問題ありません。

方法②庭や土に埋める

自宅に庭がある方は、紫陽花を土に埋めて自然に返す方法もおすすめです。この方法は、紫陽花が本来持っていた自然のパワーを大地に還すという意味があり、翌年の運気アップにも繋がるとされています。

埋める場所は、できれば紫陽花を切り取った株の根元付近が理想的です。元々紫陽花が育っていた場所に戻すことで、植物の循環が完成し、翌年また新しい紫陽花を使ったおまじないを行う際にも、より強いパワーを得られると考えられています。

埋める際は、水引や半紙などの自然に還らない素材は取り除き、紫陽花の花と茎だけを埋めるようにしましょう。深さは20cm程度で十分です。土を被せた後、軽く水をかけて「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べることで、より丁寧な処分となります。

方法③塩で清めてから処分

より丁寧に処分したい方や、気になる方向けの方法として、塩で清めてから処分する方法があります。塩には古来より浄化の力があるとされ、おまじないに使った紫陽花を清めてから処分することで、悪い気を完全に払い落とすことができると考えられています。

処分の手順は以下の通りです。

STEP
紫陽花を吊るしていた場所から外す

丁寧に取り外し、平らな場所に置きます。

STEP
少量の塩を振りかける

ひとつまみ程度の塩を、紫陽花全体に軽く振りかけます。

STEP
感謝の言葉を述べる

「1年間ありがとうございました」と心を込めて言います。

STEP
白い半紙で包む

塩を振りかけた紫陽花を、白い半紙や和紙で丁寧に包みます。

STEP
燃えるゴミとして処分

包んだ状態でゴミ袋に入れ、通常通り処分します。

この方法は、神社やお寺でお守りを返納する際の作法に近い考え方で、より丁寧におまじないを終えることができます。

トイレや玄関に飾った紫陽花の処分方法

紫陽花のおまじないは、飾る場所によって効果が異なるため、処分方法も場所に応じて少し工夫すると良いとされています。

トイレに飾った紫陽花の処分

トイレに飾った紫陽花は、主に婦人病予防や下の病気を防ぐ効果があるとされてきました。処分する際は、水で清めてから処分するのがおすすめです。

具体的には、紫陽花を外した後、軽く水をかけるか、濡れた布で拭いてから処分します。これは、トイレという水回りに飾っていたことから、水のエネルギーで清める意味合いがあります。その後は、前述した感謝を込めた処分方法のいずれかで処分しましょう。

玄関に飾った紫陽花の処分

玄関に飾った紫陽花は、魔除けや厄除けの役割を果たしてきました。外からの悪い気を払い続けてくれたため、処分前に一度外の空気に当ててから処分すると良いとされています。

玄関から外した紫陽花を、ベランダや庭など外の空間に数分間置いてから処分することで、溜まった邪気を自然の風で払い落とすイメージです。その後、感謝の気持ちを込めて処分しましょう。

飾った場所効果処分時の工夫
トイレ婦人病予防・下の病気予防水で清めてから処分
玄関魔除け・厄除け外の空気に当ててから処分
リビング金運アップ・家族円満家族全員で感謝してから処分
キッチン商売繁盛・食の安全感謝を込めて丁寧に処分

捨て方でやってはいけないNG行動

紫陽花のおまじないを処分する際、避けるべきNG行動がいくつかあります。せっかくのおまじないの効果を台無しにしないためにも、以下の点に注意しましょう。

無造作に捨てる

最も避けるべき行動は、感謝の気持ちを持たずに無造作に捨ててしまうことです。紫陽花のおまじないは、1年間あなたや家族を守り続けてくれたお守りのようなものです。ただのゴミとして雑に扱うのではなく、必ず感謝の気持ちを込めて処分しましょう。

他のゴミと一緒に無造作に捨てると、せっかくの1年間の運気が無駄になってしまうだけでなく、逆に悪い気を引き寄せてしまうという考え方もあります。

枯れたまま長期間放置する

紫陽花が完全に枯れて、花がボロボロになったり、見た目が悪くなったりしているのに、そのまま長期間放置し続けるのもNGです。枯れた花を長く飾り続けると、逆に悪い気を溜め込んでしまい、運気が下がる原因になるとされています。

綺麗なドライフラワーの状態を保てている間は問題ありませんが、花びらが落ちたり、カビが生えたり、虫がついたりした場合は、無理に1年間飾り続けずに、早めに処分することをおすすめします。

他のゴミと一緒に雑に扱う

紫陽花のおまじないを処分する際、生ゴミや他の雑多なゴミと一緒の袋に入れて捨てるのは避けましょう。できれば別の袋に入れるか、少なくとも白い紙で包んでから処分することで、丁寧な扱いを心がけてください。

おまじないに使った紫陽花は、特別な意味を持つものとして最後まで大切に扱うことが、次の年の運気にも良い影響を与えると考えられています。

来年に向けて!紫陽花のおまじないの作り方

来年に向けて!紫陽花のおまじないの作り方
実施日期待できる効果おすすめ度
6月6日総合的な魔除け・厄除け★★★
6月16日金運アップ・商売繁盛★★★
6月26日健康運・家族円満★★★
夏至の日特に金運・財運の向上★★★

おまじないに適した日はいつ?

紫陽花のおまじないを行う日にちは、6月の6がつく日が基本とされています。具体的には6月6日、6月16日、6月26日の3日間です。これらの日に紫陽花を吊るすことで、最も効果が高いとされてきました。

6という数字は、古来より日本では縁起の良い数字とされ、「六根清浄」という言葉にも表されるように、心身を清める力があると考えられています。また、6月は紫陽花が最も美しく咲く季節であり、花のパワーも最高潮に達している時期です。そのため、6月の6がつく日に紫陽花を使ったおまじないを行うことで、より強い効果が期待できるとされています。

特に6月6日は、6が2つ重なる最も縁起の良い日とされ、多くの方がこの日におまじないを実践しています。ただし、6月6日を逃してしまっても、16日や26日でも問題ありません。

また、夏至の日(6月21日前後)も、紫陽花のおまじないに適した日とされています。夏至は1年で最も昼が長い日であり、太陽のエネルギーが最も強い時期です。この日に紫陽花のおまじないを行うと、特に金運や財運のアップに効果的とされています。

さらに地域によっては、土用の丑の日に行う風習もあります。土用の丑の日は、季節の変わり目にあたり、体調を崩しやすい時期でもあるため、健康運を高める意味で紫陽花のおまじないを行う方もいます。

どの日に行っても基本的な効果は同じですが、自分の願い事に合わせて日を選ぶのも良いでしょう。金運アップなら夏至の日、健康運なら6月6日、というように使い分けることもできます。

用意するもの

紫陽花のおまじないを行うために必要な材料は、以下の通りです。特別なものはほとんどなく、身近で手に入るものばかりですので、気軽に準備できます。

必要なもの詳細入手場所
紫陽花鉢植えや地植えから1輪
(切り花はNG)
自宅の庭・ホームセンター
半紙・和紙2枚程度
白色が基本
100均・文具店
水引紅白または金色
奇数本(3本・5本・7本)
100均・手芸店
黒ペン名前と生年月日を書くため
筆ペンでも可
文具店・100均
麻ひも紫陽花を吊るすため
(任意)
100均・ホームセンター

最も重要なのは紫陽花は必ず土から育った生花を使うことです。花屋で売られている切り花は、土地のパワーを受けていないため、おまじないの効果が薄いとされています。自宅の庭で育てた紫陽花や、鉢植えで育てた紫陽花を使うことで、より強い効果が期待できます。

水引の色は、願い事によって使い分けることができます。婦人病予防や健康運アップには紅白、金運アップには金色の水引を使用するのが一般的です。水引は100円ショップののし袋についているものでも代用可能ですので、手軽に準備できます。

基本的な作り方の手順

紫陽花のおまじないの基本的な作り方を、順を追って詳しく解説します。初めての方でも簡単にできる方法ですので、ぜひ挑戦してみてください。

STEP
当日の朝に紫陽花を切り取る

おまじないを行う当日の朝、紫陽花を切り取ります。茎は10cm~15cm程度残して切りましょう。斜めにカットすることで、花が長持ちしやすくなります。切り花ではなく、必ず自分で育てた紫陽花か、鉢植えから切り取った紫陽花を使用してください。

STEP
半紙に名前と生年月日、願い事を書く

白い半紙に、黒いペンまたは筆ペンで、自分の名前と生年月日を書きます。家族全員の分を書いても構いません。その下に、願い事を一つ書きます。願い事は欲張らず、一つに絞ることが大切です。例:「家族の健康」「金運アップ」「厄除け」など。

STEP
紫陽花を半紙で包む

名前と願い事を書いた半紙で、紫陽花の花の部分を包みます。花束を包むイメージで、花を優しく包み込みましょう。茎の部分は出しておきます。包む際にズレやすい場合は、セロハンテープで軽く留めても問題ありません。

STEP
水引で結ぶ

半紙で包んだ紫陽花を、水引で蝶結びにします。水引の色は、願い事に応じて選びましょう。紅白は健康運・婦人病予防、金色は金運アップです。蝶結びは「何度でも結び直せる=何度でも幸せが訪れる」という意味があります。

STEP
逆さに吊るす

花を下向きにして、茎の部分を麻ひもや紐で結び、天井や壁に吊るします。吊るす場所は、目線より高い位置が良いとされています。トイレ、玄関、リビング、キッチンなど、願い事に応じた場所に飾りましょう。逆さに吊るすことで、悪い気を払い落とし、良い運気を引き寄せる効果があるとされています。

吊るした後は、願い事を人に話さないことが大切です。密かに願い続けることで、より効果が高まるとされています。

夏至の日の特別な作り方

夏至の日に行う紫陽花のおまじないには、特別な作り方があります。この方法は、特に金運や財運のアップに効果的とされており、商売をしている方や金銭面での運気を高めたい方におすすめです。

夏至の日の特別な作り方は、以下の通りです。

前日の準備
夏至の前日(6月20日頃)の夕方に、紫陽花を切り取ります。切り取った紫陽花は、一晩屋根の上や、ベランダなど高い場所に置いて、夜露に浸します。夜露に浸すことで、月のエネルギーを吸収させる意味があります。

夏至当日
夏至当日の夜明け前(日の出前)に、紫陽花を部屋の中に入れます。太陽が昇る前に取り込むことで、太陽と月の両方のエネルギーを持った紫陽花になるとされています。

水引と葉
通常の方法と同じく半紙で包みますが、水引は金色のものを使用します。また、紫陽花の葉を3枚残すことで、より金運アップの効果が高まるとされています。葉は3枚または5枚(奇数)が良いとされています。

夏至の日は、1年で最も太陽の力が強い日です。この日に行うおまじないは、特別な力を持つとされ、金運だけでなく、仕事運や成功運も高まると考えられています。

飾る場所別の効果とポイント

紫陽花のおまじないは、飾る場所によって期待できる効果が異なります。自分の願い事に合わせて、最適な場所に飾りましょう。

飾る場所期待できる効果おすすめの水引の色ポイント
トイレ婦人病予防・下の病気予防・健康運紅白目線より高い位置に吊るす
玄関魔除け・厄除け・悪い気の侵入を防ぐ紅白・白ドアの内側上部に吊るす
リビング金運アップ・家族円満・和気藹々金色家族が集まる場所に飾る
キッチン商売繁盛・食の安全・家庭運金色換気扇の近くなど高い位置
寝室健康運・良質な睡眠・夫婦円満紅白・ピンクベッドが見える位置

トイレは、古くから最も人気のある飾り場所です。トイレに紫陽花を吊るすことで、婦人病や下の病気を防ぐ効果があるとされてきました。これは、トイレという水回りの場所に紫陽花を飾ることで、水のエネルギーを調和させ、健康を守るという考え方に基づいています。

玄関は、家の入り口として外からの悪い気が入ってくる場所です。そのため、玄関に紫陽花を飾ることで、魔除けや厄除けの効果が期待できます。玄関のドアの内側上部に吊るすことで、外から入ってくる邪気を払い落とすとされています。

リビングに飾る場合は、金運アップや家族円満の効果が期待できます。家族が集まる場所に紫陽花を飾ることで、家庭内の運気が上昇し、和やかな雰囲気を作り出すとされています。金色の水引を使うことで、より金運アップの効果が高まります。

キッチンは、商売繁盛や食の安全を願う方におすすめの場所です。特に自営業や個人事業主の方は、キッチンに紫陽花を飾ることで、商売の繁栄を願うことができます。

どの場所に飾る場合も、目線より高い位置に吊るすことがポイントです。高い位置に飾ることで、より効果が高まるとされています。

水引の色で変わる効果

紫陽花のおまじないに使う水引の色は、願い事に応じて選ぶことができます。それぞれの色が持つ意味と効果を理解して、自分の願い事に合った色を選びましょう。

紅白の水引金色の水引
婦人病予防
健康運アップ
家族の安全
厄除け・魔除け
病気予防
金運アップ
財運の向上
商売繁盛
仕事運の上昇
成功運

紅白の水引は、最も一般的に使われる色です。紅白は日本で古くから縁起の良い色の組み合わせとされ、お祝い事や慶事に使われてきました。紫陽花のおまじないでは、主に健康運や厄除けの意味で使用されます。特にトイレに飾る場合は、紅白の水引が推奨されています。

金色の水引は、金運や財運を高めたい方におすすめです。金色は富や繁栄を象徴する色であり、特に夏至の日に金色の水引を使って紫陽花のおまじないを行うと、より高い効果が期待できるとされています。リビングやキッチンに飾る場合は、金色の水引が適しています。

その他にも、白の水引(純粋な願い・浄化)、ピンクの水引(恋愛運・良縁)なども使用されることがあります。ただし、伝統的には紅白または金色が一般的です。

水引の本数は、3本・5本・7本といった奇数が良いとされています。これは、奇数が縁起の良い数字とされているためです。100円ショップののし袋についている水引でも十分に効果がありますので、手軽に準備できます。

おまじないを成功させるコツ

紫陽花のおまじないをより効果的に行うためのコツをご紹介します。これらのポイントを押さえることで、おまじないの成功率が高まります。

切り花ではなく土地のパワーを受けた紫陽花を使う
最も重要なポイントは、花屋で売られている切り花ではなく、自宅の庭や鉢植えで育てた紫陽花を使うことです。土地のパワーを受けた紫陽花は、より強いエネルギーを持っているとされています。もし自宅に紫陽花がない場合は、鉢植えを購入して育ててから使用することをおすすめします。

半紙に願い事を丁寧に書く
名前や生年月日、願い事を書く際は、丁寧な字で心を込めて書きましょう。急いで雑に書くのではなく、一文字一文字に願いを込めることが大切です。また、願い事は欲張らず一つに絞ることで、より効果が高まります。

信じる気持ちが大切
おまじないの効果を最大限に引き出すには、信じる気持ちが何より重要です。半信半疑で行うよりも、「きっと効果がある」と信じて行うことで、自分自身の気持ちも前向きになり、良い運気を引き寄せやすくなります。

願い事を人に話さない
紫陽花のおまじないを行った後は、願い事を人に話さないことが大切です。密かに願い続けることで、より効果が高まるとされています。SNSなどで写真を投稿するのは構いませんが、具体的な願い事の内容は秘密にしておきましょう。

ドライになるまで綺麗に保つ
紫陽花を吊るした後は、できるだけ綺麗な状態を保つように心がけましょう。ホコリが溜まったら優しく払い、カビが生えないよう換気にも気を配ります。ドライフラワーになるまで綺麗に保つことで、おまじないの効果も持続します。

これらのコツを実践することで、紫陽花のおまじないがより効果的になります。形式だけでなく、心を込めて行うことが何より大切です。

よくある質問

切り花でもおまじないできますか?

切り花でのおまじないはおすすめできません。おまじないの効果を得るには、土地のパワーを受けた紫陽花を使うことが重要とされています。花屋で売られている切り花は、すでに根から切り離されており、土地のエネルギーを持っていないため、効果が薄いと考えられています。鉢植えや地植えの紫陽花を使用しましょう。

おまじないの効果はどのくらい続きますか?

一般的に1年間とされています。6月6日に吊るした場合は、翌年の6月6日まで効果が続くという考え方が基本です。ただし、紫陽花が枯れて見た目が悪くなったり、カビが生えたりした場合は、早めに処分して新しいおまじないを行う方が良いでしょう。

半紙の代わりに普通の紙でも大丈夫ですか?

可能ですが、半紙や和紙の方がより伝統的で効果的とされています。半紙は日本古来から神聖なものを包む際に使われてきた紙であり、浄化の力があると考えられています。どうしても半紙が手に入らない場合は、白い紙でも構いませんが、できるだけ半紙を使用することをおすすめします。

水引がない場合はどうすればいいですか?

100円ショップで売られているのし袋についている水引を使用できます。のし袋から水引だけを取り外して使えば、十分に効果があります。また、紅白のリボンや金色のリボンで代用することも可能ですが、伝統的な水引を使う方がより効果的とされています。

複数の願い事を書いてもいいですか?

願い事は一つに絞る方が効果的とされています。複数の願い事を書くと、エネルギーが分散してしまい、どの願いも叶いにくくなると考えられています。最も叶えたい願い事を一つ選んで書くことをおすすめします。どうしても複数の願いがある場合は、紫陽花を複数用意して、それぞれに一つずつ願い事を書くという方法もあります。

アパートやマンションでも効果はありますか?

アパートやマンションでも全く問題ありません。ベランダの鉢植えで育てた紫陽花でも、十分に効果があります。大切なのは、土から育った紫陽花を使うことですので、住居の形態は関係ありません。ベランダや室内で鉢植えの紫陽花を育て、そこから切り取って使用すれば、戸建て住宅と同じ効果が期待できます。

家族全員の名前を書いてもいいですか?

家族全員の名前と生年月日を書くことは可能です。特に健康運や家族円満を願う場合は、家族全員の名前を書いた方が効果的とされています。ただし、紙が小さい場合は無理に詰め込まず、読みやすく丁寧に書くことを優先しましょう。家族が多い場合は、2枚の半紙を使って書いても構いません。

おまじないに失敗したらどうなりますか?

おまじないに失敗しても、特に悪いことは起こりませんのでご安心ください。もし手順を間違えたり、途中で紫陽花が落ちてしまったりしても、感謝の気持ちを込めて処分し、来年再挑戦すれば問題ありません。おまじないは、形式よりも気持ちが大切ですので、失敗を恐れずに気軽に挑戦してみましょう。

紫陽花のおまじないで運気を高めよう

  • 紫陽花のおまじないは江戸時代から続く日本の伝統的な風習
  • 6月の6がつく日(6日・16日・26日)に行うのが基本
  • 飾る期間は1年間が目安だが枯れたら早めに処分してもよい
  • 処分する際は必ず感謝の気持ちを込めることが大切
  • 燃えるゴミ・土に埋める・塩で清めるの3つの処分方法がある
  • 無造作に捨てたり枯れたまま放置したりするのはNG
  • トイレは婦人病予防・玄関は魔除け・リビングは金運アップの効果
  • 切り花ではなく土地のパワーを受けた紫陽花を使うことが重要
  • 半紙に名前と生年月日・願い事を書いて紫陽花を包む
  • 水引の色は紅白(健康運)と金色(金運)が一般的
  • 夏至の日は特に金運アップに効果的な日とされている
  • 願い事は一つに絞り人に話さないことで効果が高まる
  • 目線より高い位置に逆さに吊るすのがポイント
  • アパートやマンションでもベランダの鉢植えで十分効果がある
  • 信じる気持ちと丁寧な扱いが何より大切

紫陽花のおまじないは、日本の美しい風習の一つです。梅雨の時期に咲く紫陽花を使って、家族の健康や幸せを願う心は、今も昔も変わりません。正しい捨て方と作り方を理解して、ぜひ来年のおまじないに挑戦してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次